大企業において、社員の健康づくりのための減塩行動の普及を目的に、新たな取組を行うこととなった。
社内で減塩行動を早く普及させるための、イノベーション普及理論に基づく初期活動である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
イノベーション普及理論では、新しい考えや行動は、革新者・初期採用者から前期多数派、後期多数派へと順に広がるとされます。
組織内で早く普及させるには、影響力のある人(オピニオンリーダー)に先に働きかけることが有効です。
【選択肢別解説】
1:× 全社員へのリーフレット配布は、情報を一律に届ける方法です。
知識を広める助けにはなりますが、普及を加速させる初期活動としては効果が限られます。
2:× 社内メールでの一斉周知も、リーフレットと同様に情報提供にとどまります。
採用を後押しする影響力のある人への働きかけになっていません。
3:× 部署ごとに順次教育を行う方法は、全員に行き渡るまでに時間がかかります。
早く普及させるという目的に合いません。
4:○ 部長は部下への影響力が大きく、初期採用者やオピニオンリーダーの役割を担える立場です。
まず部長が減塩行動を取り入れることで、各部署へ早く広がることが期待できます。
【ポイント】
イノベーション普及理論では、普及の速さは「誰に最初に働きかけるか」で変わります。
組織では、影響力をもつ立場の人を初期採用者として巻き込むことが定石です。