正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
食品加工の過程で起こる、でんぷん・たんぱく質・脂質・糖類の変化を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 生でんぷんは、もともと分子が規則正しく並んだミセル構造をもっています。
水を加えて加熱すると、このミセル構造は形成されるのではなく崩れます(糊化)。
2:○ たんぱく質は、pHの変化で立体構造が変わり変性します。
ヨーグルトやしめさばは、酸による変性を利用した食品です。
3:○ 手延べそうめんは、製造時に塗った油が熟成中(厄)に酸化します。
この変化でたんぱく質の性質が変わり、コシの強いめんになります。
4:× 糖類のカラメル化反応は、酵素が関わらない非酵素的褐変です。
酵素的褐変は、ポリフェノールオキシダーゼによるりんごの切り口の褐変などです。
5:× 糖アルコールは、カルボニル基をもたないため、アミノカルボニル反応を起こしません。
そのため加熱しても褐変しにくい甘味料です。
【ポイント】
手延べそうめんの「厄」は、梅雨期を越して熟成させる工程のことです。
糖アルコールはキシリトール、ソルビトール、マルチトールなどで、還元糖のアルデヒド基を還元して作られます。