正答4
解説
正解は4です。
カビが産生する毒素(マイコトキシン)の毒性と、規制の対象を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× アフラトキシンB1は、強い肝発がん性をもつカビ毒です。
胃腸炎ではなく肝障害や肝がんを引き起こします。
2:× ニバレノールは、麦類に付くフザリウム属のカビ毒で、嘔吐や下痢などの消化器症状を起こします。
肝障害を起こすカビ毒ではありません。
3:× ゼアラレノンは、アンドロゲン様作用ではなくエストロゲン様作用をもちます。
家畜で不妊や流産の原因になります。
4:○ パツリンは、りんごの腐敗部に生えるカビが産生します。
わが国では、りんごジュースに0.050ppmの規格基準が設定されています。
5:× フモニシンは、米ではなく主にとうもろこしから見出されるカビ毒です。
【ポイント】
わが国の規制は、総アフラトキシン(全食品)、デオキシニバレノール(小麦)、パツリン(りんごジュース)を押さえましょう。
アフラトキシンは熱に強く、通常の加熱調理では分解されません。