正答3
解説
正解は3です。
食品から感染する寄生虫と、その感染源となる食品を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 冷凍処理は、寄生虫症の予防になります。
たとえばアニサキスは、−20℃で24時間以上冷凍すると死滅します。
2:× アニサキスは、卵ではなく幼虫のまま人体に入る幼虫移行症型の寄生虫です。
人は本来の終宿主ではないため、成虫になれません。
3:○ クドア・セプテンプンクタータは、ひらめの筋肉に寄生する粘液胞子虫です。
生食により、食後数時間で一過性の下痢や嘔吐を起こします。
4:× 肝吸虫は、豚肉ではなく、こいやもつごなどの淡水魚の生食で感染します。
豚肉の不完全調理で感染するのは有鉤条虫などです。
5:× サルコシスティス・フェアリーは、鶏肉ではなく馬肉の生食(馬刺し)で感染します。
【ポイント】
クドアとサルコシスティスは、2011年に食中毒の病因物質として扱われるようになりました。
アニサキスは、加熱(60℃で1分以上)か冷凍で予防でき、酢じめやしょうゆでは死にません。