正答2
解説
正解は2です。
給食施設の事故や災害に備える危機管理対策として、目的と手段が正しく対応しているかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× アクシデントレポートは、実際に起きた事故の報告書です。
分析の目的は事故の原因究明と再発防止であり、災害発生時の人員配置を決めるためのものではありません。
2:○ インシデントレポートは、調理従事者の意識向上に役立ちます。
事故には至らなかったヒヤリ・ハットの事例を報告・共有することで、危険への気づきが高まり重大事故の予防につながります。
3:× 検便検査は、異物混入事故ではなく食中毒の防止のために行います。
調理従事者が病原菌を保有していないかを確認する検査だからです。
4:× グリストラップの清掃の主な目的は、調理従事者の転倒防止ではありません。
排水中の油脂や残さをためる設備であり、清掃によって排水管の詰まりや悪臭、害虫の発生を防ぎます。
5:× 災害時の備蓄食品の量は、平常時の在庫上限量を基準にするのではありません。
災害時に必要な日数分の量を、平常時の在庫とは別に計画的に確保します。
【ポイント】
1件の重大事故の背後には多数のヒヤリ・ハットがあるとされ、インシデントの段階で対策をとることが重要です。
アクシデントは「起きた事故」、インシデントは「事故になりかけた事例」と区別します。