正答3
解説
正解は3です。
加齢に伴う身体機能の変化を問う問題です。
高齢者では多くの機能が低下し、感覚は鈍くなる方向に変化します。
【選択肢別解説】
1:× 身体機能の個人差は、小さくなるのではなく大きくなります。
生活歴や疾病の有無により老化の進み方が人によって大きく異なるためです。
2:× 食物の胃内滞留時間は、短縮ではなく延長します。
胃の運動機能が低下し、胃内容物の排出が遅くなるためです。
3:○ 嚥下反射は低下します。
咽頭の感覚や嚥下に関わる筋力が衰えるため、誤嚥や誤嚥性肺炎の危険が高まります。
4:× 温冷感は、鋭敏になるのではなく鈍くなります。
暑さ寒さを感じにくくなり、熱中症や低体温症を起こしやすくなります。
5:× 口渇感は、鋭敏になるのではなく鈍くなります。
のどの渇きを自覚しにくいため、脱水に陥りやすくなります。
【ポイント】
高齢者では「嚥下反射・温冷感・口渇感は低下」「個人差は拡大」と覚えます。
口渇感の低下は脱水、温冷感の低下は熱中症につながるため、こまめな水分補給の指導が大切です。