正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
閉経前後は、エストロゲンの分泌が急激に低下し、脂質代謝や骨代謝、糖代謝にさまざまな変化が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 「体脂肪率は増加する」は正しい記述です。
エストロゲンの低下や基礎代謝量の低下により、特に内臓脂肪が増えやすくなります。
2:○ 「インスリン抵抗性は低下する」は誤りです。
閉経後はエストロゲンの低下や内臓脂肪の増加により、インスリン抵抗性は低下するのではなく増大します。
3:× 「血清LDLコレステロール値は上昇する」は正しい記述です。
エストロゲンには肝臓のLDL受容体を増やす作用があり、その低下によってLDLコレステロールが血中にたまりやすくなります。
4:× 「エストロゲンの分泌は低下する」は正しい記述です。
卵巣の機能が衰え、卵胞からのエストロゲン分泌が大きく減ります。
5:× 「骨密度は低下する」は正しい記述です。
エストロゲンによる骨吸収の抑制がなくなり、骨量が急速に減少します。
【ポイント】
閉経後の女性は、脂質異常症・糖尿病・骨粗鬆症のリスクが高まります。
閉経前後のエストロゲン低下によって、ほてりやのぼせなどの更年期症状も現れます。