正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ビタミンの必要量は、エネルギー代謝・たんぱく質代謝・核酸合成など、そのビタミンが関わる代謝の量によって変わります。
【選択肢別解説】
1:× 「エネルギー消費量が多いとナイアシンの必要量は増加する」は正しい記述です。
ナイアシンは補酵素NAD・NADPとしてエネルギー代謝に関わるため、必要量はエネルギー量あたりで示されています。
2:○ 「たんぱく質の摂取量が多いとナイアシンの必要量は増加する」は誤りです。
ナイアシンの必要量はエネルギー消費量に応じて決まり、たんぱく質を多くとると、トリプトファンからのナイアシン生成がかえって増えます。
3:× 「たんぱく質の異化が亢進するとビタミンB6の必要量は増加する」は正しい記述です。
ビタミンB6はアミノ基転移反応などアミノ酸代謝の補酵素として働くからです。
4:× 「核酸の合成が亢進すると葉酸の必要量は増加する」は正しい記述です。
葉酸はプリン塩基やチミジル酸の合成に必要で、細胞分裂が盛んなときに需要が高まります。
5:× 「日照を受ける機会が少ないとビタミンDの必要量は増加する」は正しい記述です。
ビタミンDは紫外線を浴びることで皮膚でも作られるため、日照が少ないと食事から多くとる必要があります。
【ポイント】
エネルギー代謝に関わるビタミンB1・B2・ナイアシンは、エネルギー摂取量に応じて必要量が算定されています。
たんぱく質摂取量に応じて必要量が算定されているのは、ビタミンB6です。