正答2
解説
正解は2です。
セリエ(Selye)の汎適応症候群は、ストレスに対する生体反応を警告反応期・抵抗期・疲憊期の3期に分けたものです。
警告反応期はさらに、抵抗力が一時的に落ちるショック相と、防御反応が立ち上がる反ショック相に分かれます。
【選択肢別解説】
1:× ショック相では血糖値は上昇ではなく低下します。
ストレスを受けた直後で、生体の防御機能が一時的に低下している時期だからです。
2:○ ショック相では血圧が低下します。
体温や血糖値の低下、筋緊張の低下なども同時にみられます。
3:× 反ショック相では体温は低下ではなく上昇します。
副腎皮質ホルモンやカテコールアミンの分泌が高まり、体温・血圧・血糖値が上がるためです。
4:× 抵抗期に新たな別のストレスが加わると、抵抗力は強くなるのではなく弱くなります。
現在のストレッサーへの抵抗に力を使っているため、他のストレスへの抵抗力は低下します。
5:× 疲憊期は適応力を獲得した時期ではなく、適応力を失った時期です。
ストレスが長く続いて抵抗が維持できなくなり、生体は破綻に向かいます。
【ポイント】
ショック相は「下がる」、反ショック相は「上がる」と対で覚えます。
抵抗期は今のストレスには強いが、別のストレスには弱い時期です。