正答4
解説
正解は4です。
予防の段階を、対象者の状態から見分ける問題です。
一次予防は発症予防、二次予防は早期発見・早期対応、三次予防はすでに発症した疾患の重症化予防・合併症予防・リハビリテーションです。
【選択肢別解説】
1:× 健常な中高年者へのがん予防教育は、三次予防ではなく一次予防です。
疾病のない人を対象に発症を防ぐことが目的だからです。
2:× 内臓脂肪型肥満者への特定保健指導は、三次予防ではなく一次予防にあたります。
生活習慣病の発症前に生活習慣を改善することが目的です。
3:× 境界型糖尿病の段階での血糖コントロール指導は、三次予防ではありません。
糖尿病の発症を防ぐ段階の指導であり、一次〜二次予防の範囲に入ります。
4:○ 糖尿病腎症患者への透析移行防止の栄養指導は三次予防です。
すでに発症した合併症の重症化を防ぐことを目的としているからです。
5:× 後期高齢者への生活機能低下の早期対応は、三次予防ではなく二次予防です。
介護予防の二次予防事業は、機能低下の早期発見・早期対応を目的とします。
【ポイント】
「病気になる前」は一次、「早く見つけて対応」は二次、「病気になった後の悪化防止」は三次と、対象者の状態で判断します。