正答3
解説
正解は3です。
食品たんぱく質の栄養価の評価法と、窒素出納に影響する要因を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 化学的評価法は、窒素出納法ではなく、食品の不可欠アミノ酸組成を基準のアミノ酸パターンと比べる方法です。
アミノ酸価が代表例で、窒素出納法を利用するのは生物価などの生物学的評価法です。
2:× 生物価は、体内に保留された窒素量を吸収窒素量で割って求めます。
吸収窒素量を摂取窒素量で割った値は、消化吸収率です。
3:○ 不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)の必要量は、アミノ酸の種類によって異なります。
例えば、ロイシンの必要量は多く、トリプトファンの必要量は少なくなっています。
4:× 糖質や脂質からのエネルギー摂取が不足すると、たんぱく質がエネルギー源として分解されます。
そのため窒素の排泄が増え、窒素出納は負になります。
5:× グルココルチコイドは、体たんぱく質の分解を促進し、糖新生の材料にします。
合成を促進するわけではありません。
【ポイント】
糖質や脂質が十分にあると、たんぱく質の分解が抑えられることをたんぱく質節約作用といいます。
生物価と正味たんぱく質利用率の分母の違い(吸収窒素量と摂取窒素量)は頻出です。