正答4
解説
正解は4です。
牛乳の成分の特徴と、牛乳の加工・殺菌法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 牛乳に含まれる炭水化物は、マルトースではなく乳糖(ラクトース)です。
2:× 牛乳は人乳よりカゼイン含量が多くなっています。
牛乳はたんぱく質の約8割がカゼインですが、人乳では乳清たんぱく質の割合が高いです。
3:× LL(ロングライフ)牛乳は、低温殺菌ではなく超高温で滅菌し、無菌的に充填して作られます。
そのため常温で長期間保存できます。
4:○ 牛乳に酸を加えてpHを約4.6まで下げると、カゼインが凝固して沈殿します。
ヨーグルトやチーズの製造に利用される性質です。
5:× 牛乳の乳清たんぱく質の約半分は、ラクトフェリンではなくβ-ラクトグロブリンです。
ラクトフェリンは、牛乳よりも人乳に多く含まれます。
【ポイント】
カゼインは酸や凝乳酵素(レンネット)で凝固し、乳清たんぱく質は加熱で凝固しやすい性質があります。
β-ラクトグロブリンは人乳にはほとんど含まれず、牛乳アレルギーの原因の一つです。