「建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針」(平成18年国土交通省告示第184号)に示された建築物の耐震診断の指針(以下、本問において「本指針」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正答1
解説
正解は1。
耐震改修促進法に基づく基本方針(平成18年国土交通省告示第184号)の耐震診断の指針について、敷地の扱い、Is・qの意味と判定基準、同等以上の方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 本指針は、建築物の構造耐力上主要な部分の安全性の評価に加え、建築物の敷地についても、がけ崩れ等による被害のおそれや擁壁の安全性などを評価する基準を含んでいます。
「敷地に関する基準等は含まれていない」は誤りです。
2:○ 鉄筋コンクリート造等の建築物の安全性の評価には、各階の構造耐震指標であるIs、各階の保有水平耐力に係る指標であるqが用いられます。
3:○ Isが0.6以上で、かつ、qが1.0以上の場合は、地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低いと判断されます。
Isが0.3未満又はqが0.5未満の場合は、倒壊・崩壊の危険性が高いとされます。
4:○ 国土交通大臣が本指針の一部又は全部と同等以上の効力を有すると認める方法によって耐震診断を行う場合は、当該方法によることができます。
【ポイント】
「Is0.6以上かつq1.0以上=危険性が低い」「Is0.3未満又はq0.5未満=危険性が高い」の基準値が頻出です。