正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
老視(老眼)が起こるしくみを問う問題です。
近くを見るときは、毛様体筋が収縮してチン小帯が緩み、水晶体が厚くなって焦点を合わせます。
この調節の力が加齢で低下して、近くが見えにくくなるのが老視です。
【選択肢別解説】
1:× 房水の循環障害は眼圧を上昇させ、緑内障の原因になります。
老視の原因ではありません。
2:○ 加齢により毛様体筋が萎縮して収縮力が弱まると、水晶体を厚くする調節ができなくなります。
老視の原因の一つです。
3:× 虹彩は瞳孔の大きさを調節して光の量を変える部分です。
焦点を合わせる調節には直接かかわらず、老視の原因ではありません。
4:× 網膜神経細胞の減少は、緑内障や加齢黄斑変性などにみられる変化です。
老視は網膜ではなく調節機能の低下で起こります。
5:○ 加齢により水晶体が硬くなり、弾力性が低下すると、厚みを変えにくくなります。
近くに焦点を合わせられなくなる主な原因です。
【ポイント】
老視は40歳代ごろから自覚され、凸レンズの眼鏡(老眼鏡)で矯正します。
水晶体が濁る白内障とは別の変化であることも押さえておきましょう。