正答3
解説
正解は3です。
胆汁と膵液が十二指腸に流れ込む経路を問う問題です。
肝臓でつくられた胆汁は、左右の肝管から総肝管を通り、胆嚢管と合流して総胆管になります。
総胆管は膵臓の中で主膵管と合流し、大十二指腸乳頭(Vater乳頭)に開口します。
【選択肢別解説】
1:× 肝管は肝臓から出る左右の管で、肝門部で合流して総肝管になります。
膵管とは直接合流しません。
2:× 総肝管は、左右の肝管が合流してできる管です。
胆嚢管と合流すると総胆管になるため、総肝管が膵管と合流することはありません。
3:○ 正しいです。
総胆管は膵頭部で主膵管と合流し、大十二指腸乳頭に開口します。
開口部にはOddi(オッディ)括約筋があり、胆汁と膵液の流出を調節しています。
4:× 胆嚢管は胆嚢と総肝管をつなぐ管です。
総肝管と合流して総胆管になり、膵管とは直接合流しません。
【ポイント】
胆汁の流れは「肝管、総肝管、(胆嚢管と合流)、総胆管、(主膵管と合流)、大十二指腸乳頭」の順です。
総胆管の出口付近に結石が詰まると、閉塞性黄疸や急性膵炎の原因になります。