正答3
解説
正解は3です。
転移性脳腫瘍は、他の臓器のがんが血流に乗って脳へ転移したものです。
原発巣は、肺癌が最も多く、全体の約半数を占めます。
【選択肢別解説】
1:× 胃癌は脳への転移の原発巣としては多くありません。
胃癌は主に肝臓やリンパ節、腹膜へ転移します。
2:× 乳癌は転移性脳腫瘍の原発巣として2番目に多いですが、最多ではありません。
3:○ 肺癌は、転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いです。
肺のがん細胞は肺静脈から左心房・左心室を経て、そのまま大動脈へ送り出されます。
毛細血管のフィルターを通らずに脳の動脈へ届くため、脳に転移しやすいと考えられています。
4:× 大腸癌は脳転移の原発巣としては肺癌より少なく、最多ではありません。
大腸癌は門脈を経て肝臓へ転移しやすいのが特徴です。
5:× 子宮頸癌が脳へ転移することはまれです。
子宮頸癌は主に骨盤内のリンパ節や周囲の臓器へ広がります。
【ポイント】
転移性脳腫瘍の原発巣は「肺、乳房、大腸、腎臓」の順に多いと覚えます。
頭痛や嘔吐などの頭蓋内圧亢進症状、麻痺やけいれんで発見されることがあります。