正答4
解説
正解は4です。
医療や研究の倫理に関する宣言・憲章は、それぞれの主題で区別して覚えます。
人を対象とする医学研究で、被験者の利益を科学や社会の利益より優先すると定めたのはヘルシンキ宣言です。
【選択肢別解説】
1:× オタワ憲章は1986年にWHO(世界保健機関)が採択したヘルスプロモーションの憲章です。
臨床研究の倫理ではなく、健康づくりの考え方を示したものです。
2:× リスボン宣言は1981年の「患者の権利に関するWMA(世界医師会)リスボン宣言」です。
診療を受ける患者の権利を示したもので、研究の被験者に関するものではありません。
3:× ジュネーブ宣言は1948年に採択された医師の倫理綱領です。
ヒポクラテスの誓いを現代化した、医師としての誓いを定めています。
4:○ ヘルシンキ宣言は1964年に世界医師会が採択した、人を対象とする医学研究の倫理原則です。
被験者の福利を他のすべての利益より優先することや、インフォームド・コンセントを定めています。
【ポイント】
「研究はヘルシンキ、患者の権利はリスボン、医師の誓いはジュネーブ、健康づくりはオタワ」と対応させます。