正答1
解説
正解は1です。
興奮して頻呼吸になると、二酸化炭素が必要以上に呼気から排出されます(過換気)。
その結果、動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が低下し、血液がアルカリ性に傾きます。
この状態を呼吸性アルカローシスといい、手足のしびれやテタニーが起こることがあります。
【選択肢別解説】
1:○ 過換気で二酸化炭素が失われ、PaCO2が下がって血液のpHが上昇します。
呼吸性アルカローシスの状態です。
2:× 頻呼吸ではヘマトクリット(血液中の赤血球の容積の割合)は変化しません。
基準値より高くなる理由はありません。
3:× 動脈血酸素飽和度(SaO2)はヘモグロビンが酸素と結合している割合です。
100%を超えることはありません。
4:× 過換気では二酸化炭素が過剰に排出されるため、PaCO2は基準値より低くなります。
高くはなりません。
【ポイント】
低換気ではPaCO2が上昇して呼吸性アシドーシスに、過換気ではPaCO2が低下して呼吸性アルカローシスになります。
過換気の対応では、不安を和らげてゆっくり呼吸するよう促します。