正答2
解説
正解は2です。
車椅子による移乗と移送の安全な方法を問う問題です。
転倒・転落を防ぎ、患者の残存機能を生かす視点が根拠になります。
【選択肢別解説】
1:× 車椅子はベッドに対して90度ではなく、20〜30度程度の角度で配置します。
角度が小さいほうが移乗のときに体を回す範囲が少なく、安全に移れます。
片麻痺の患者では健側に置きます。
2:○ 移乗する前にはフットレストを上げます。
フットレストが下りたままだと、足が引っかかってつまずいたり、足を乗せた拍子に車椅子が傾いたりする危険があるからです。
3:× 段差を上がるときは、後輪ではなく前輪(キャスター)を浮かせて進みます。
ティッピングレバーを踏んで前輪を上げ、段の上に乗せてから後輪を押し上げます。
4:× スロープを上がるときは後ろ向きではなく、前向きで進みます。
後ろ向きで進むのは、スロープを下るときです。
前のめりになって患者が転落するのを防ぐためです。
【ポイント】
移乗前は「ブレーキをかける、フットレストを上げる」の2点を必ず確認します。
坂道は「上りは前向き、下りは後ろ向き」で、患者が常に坂の上側にいるように進むと覚えます。