正答1
解説
正解は1です。
腎臓の位置、ネフロンの構造、糸球体濾過、ホルモンによる尿量調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 腎臓は脊柱の両側に左右1対あり、腹膜の後ろ側にある腹膜後器官です。
右腎は肝臓に押されるため、左腎よりやや低い位置にあります。
2:× 腎小体と尿細管を合わせたものはボウマン嚢ではなく、ネフロン(腎単位)といいます。
ボウマン嚢は、糸球体とともに腎小体を構成する袋状の構造です。
3:× 糸球体で濾過される血漿量は腎血流量ではなく、糸球体濾過量(GFR)といいます。
腎血流量は腎臓に流れ込む血液の量を指します。
4:× 抗利尿ホルモン(ADH)は水の再吸収を抑制するのではなく促進します。
集合管の水の通り道を増やして尿を濃縮し、尿量を減らします。
【ポイント】
ネフロンは「腎小体(糸球体+ボウマン嚢)+尿細管」です。
GFRは成人でおよそ100 mL/分で、腎機能の指標になります。
ADHは下垂体後葉から分泌され、不足すると尿崩症で多尿になります。