正答2
解説
正解は2です。
精神科入院患者の安全を守るリスクマネジメントについて問う問題です。
精神科で特に注意すべき事故には、自殺、離院、転倒、感染などがあります。
【選択肢別解説】
1:× 抗精神病薬は転倒リスクを下げるのではなく、上げます。
眠気、ふらつき、起立性低血圧、錐体外路症状が起こりやすいためです。
2:○ 精神疾患のある患者は自殺の危険が高く、入院中も起こりえます。
急に落ち着く、身の回りを整理するなどのサインに気づき、観察や環境調整などの対策をとることが重要です。
3:× 措置入院の患者が無断で離院し行方不明になった場合、病院の管理者は保健所ではなく所轄の警察署長に通知し、探索を求めます。
これは精神保健福祉法に定められています。
4:× 精神科病棟でもアウトブレイク(集団感染)は起こります。
閉鎖的な環境で集団生活をしているうえ、手洗いなどの感染対策が十分にできない患者もいるためです。
【ポイント】
精神科のリスクマネジメントでは、自殺のサインの早期発見と、薬の副作用による転倒の予防が重要です。