正答2
解説
正解は2です。
胆汁がどこでつくられ、どこから出て、何に作用するかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 胆汁は胆嚢ではなく肝臓でつくられます。
胆嚢は肝臓でつくられた胆汁を一時的に蓄え、水分を吸収して濃縮する器官です。
2:○ 胆汁は総胆管を通り、大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)から十二指腸へ排出されます。
大十二指腸乳頭では膵管も合流しており、膵液も同じ部位から排出されます。
3:× 胆汁が助けるのはたんぱく質ではなく脂肪の消化です。
胆汁酸が脂肪を乳化し、膵リパーゼが作用しやすい状態にします。
4:× 胆汁酸が再吸収されるのは大腸ではなく小腸の回腸(回腸末端)です。
再吸収された胆汁酸は門脈を通って肝臓に戻り、これを腸肝循環といいます。
【ポイント】
胆汁は「肝臓でつくり、胆嚢で濃縮し、十二指腸に出て脂肪を乳化し、回腸で再吸収」と流れで覚えます。
胆汁には消化酵素が含まれない点もよく問われます。