正答4
解説
正解は4です。
ペプロウが示した不安の4段階(軽度・中等度・強度・パニック)の特徴を問う問題です。
不安の程度が強くなるほど、知覚の範囲が狭くなり、思考や行動が混乱していきます。
【選択肢別解説】
1:× 軽度の不安では、発語は困難になりません。
注意力や知覚がむしろ鋭くなり、学習や問題解決に役立つ程度の不安です。
2:× 中等度の不安では、発語は困難になりません。
知覚の範囲は狭くなりますが、他者の助けがあれば注意を向けて対応することができます。
3:× 強度の不安では、知覚の範囲が著しく狭くなり、細かいことにとらわれて全体が見えなくなります。
動悸や発汗などの身体症状も強くなりますが、会話はまだ可能です。
4:○ パニックの段階で、発語が困難になります。
思考や知覚がまとまらなくなって混乱し、コミュニケーションや合理的な行動がとれなくなります。
このときは、安全を確保し、そばに付き添って落ち着いた態度で接します。
【ポイント】
不安が強い患者には、短くわかりやすい言葉で話しかけ、刺激の少ない環境を整えます。
パニック状態では、説明や説得よりも安全確保と付き添いを優先します。