正答3
解説
正解は3です。
筋肉内注射の針の太さ、吸収速度、注射部位、刺入角度を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 筋肉内注射の針の太さは16〜20Gではなく、21〜23G程度が一般的です。
16〜20Gは太く、痛みや組織の損傷が大きくなります。
2:× 筋肉内注射の吸収速度は、静脈注射より速くはありません。
静脈注射は薬液が直接血液中に入るため最も速く、次いで筋肉内注射、皮下注射の順になります。
3:○ 注射部位にはクラークの点(中殿筋)を選びます。
クラークの点は、上前腸骨棘と上後腸骨棘を結ぶ線を3等分した前方の1/3の点です。
筋肉が厚く、坐骨神経や太い血管を避けられるため、安全に注射できます。
4:× 筋肉内注射の刺入角度は10〜30度ではなく、45〜90度です。
10〜30度は皮下注射の角度です。
浅く刺すと薬液が皮下に入り、吸収が遅れたり硬結ができたりします。
【ポイント】
筋肉内注射の部位には、中殿筋(クラークの点、ホッホシュテッターの部位)や三角筋があります。
刺入後に手のしびれや電撃痛がないかを確認し、あれば直ちに抜針します。