正答1
解説
正解は1です。
腹腔穿刺の介助で必要な体位・部位・観察を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
公式正答では、腹腔穿刺の体位は仰臥位ではないとされています。
上半身を起こしたファーラー位(半座位)にすると、腹水が下腹部に集まり穿刺しやすくなります。
2:× 正しい記述です。
モンロー・リヒター線は、臍と左上前腸骨棘を結ぶ線です。
臍から3分の2(上前腸骨棘から3分の1)の点は、血管や腸を傷つけにくい部位です。
3:× 正しい記述です。
穿刺の前後に腹囲を測ると、排液による効果を評価できます。
体重もあわせて測定します。
4:× 正しい記述です。
腹水を一度に大量に抜くと、腹腔内の血管に血液が集まり、血圧が下がることがあります。
排液中はバイタルサインを観察し、排液の速度にも注意します。
【ポイント】
腹腔穿刺の介助では、穿刺前に排尿を済ませ、膀胱を傷つけないようにします。
排液の量・色・性状も必ず観察して記録します。