正答2
解説
正解は2です。
胃洗浄の手順と、安全に行うための条件を問う問題です。
胃洗浄は、服毒などの際に胃の内容物を洗い流して除く処置です。
【選択肢別解説】
1:× 胃洗浄には、12〜14 Frのような細い管ではなく太い胃管を用います。
細い管では、食物残渣や錠剤のかけらが詰まって吸引できないためです。
2:○ 洗浄液は、体温に近い37〜38 ℃の微温湯とします。
冷たい液は体温低下や胃の刺激を、熱い液は粘膜の損傷を招くためです。
3:× 体位はファーラー位ではなく、左側臥位とします。
左を下にすると胃の内容物が十二指腸へ流れにくくなります。
頭部をやや低くすると、嘔吐した物の誤嚥も防げます。
4:× 1回の洗浄液の量は、400〜500 mLでは多すぎます。
成人では1回200〜300 mL程度とし、注入と排液を繰り返します。
一度に大量に入れると、毒物を十二指腸に押し流したり、嘔吐・誤嚥を招いたりします。
【ポイント】
胃洗浄は「左側臥位・微温湯・少量ずつ繰り返す」と覚えましょう。
注入量と排液量を毎回記録し、出入りのバランスを確認します。