正答1
解説
正解は1です。
ライフサイクルの各時期と、そこでみられる心理的特徴・危機の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 分離不安は乳幼児期にみられます。
愛着を形成した養育者から離されたときに、強い不安を示す反応です。
生後6〜8か月ごろから目立ち、入院中の子どもへの援助でも重要です。
2:× 空の巣症候群は、青年期ではなく中年期(成人期後期)にみられます。
子どもが独立して巣立ったあと、親が感じる喪失感や抑うつ状態です。
3:× せん妄は、成人期の心理的危機ではありません。
身体疾患や薬物などで起こる急性の意識障害で、高齢者に多くみられます。
4:× 燃え尽き症候群は、主に老年期ではなく成人期の働く人にみられます。
仕事に熱心に打ち込んできた人が、意欲を失い疲れ果ててしまう状態です。
看護職など対人援助職に多いことで知られています。
【ポイント】
エリクソンは老年期の課題を「統合 対 絶望」としました。
老年期には、喪失体験の積み重ねが心理的危機につながります。