正答2
解説
正解は2です。
わが国の自殺の現状と、うつ病と自殺の関係を問う問題です。
統計の数値は出題当時のものです。
【選択肢別解説】
1:× うつ病の自殺は、症状が最も重い極期ではなく、発症初期や回復期に多いとされます。
極期には行動する気力さえ低下していますが、回復期には意欲が戻る一方で気分の落ち込みが残るため、危険が高まります。
2:○ 警察庁の自殺統計で、原因・動機が特定された自殺者のうち最も多いのは健康問題です。
健康問題には、うつ病などの精神疾患や身体の病気の悩みが含まれ、次いで経済・生活問題、家庭問題が続きます。
3:× 自殺者は、女性ではなく男性に多くみられます。
男性が全体の約7割を占め、女性の2倍以上です。
4:× 近年の自殺者数は、年間10万人を上回っていません。
平成10年から14年連続で3万人を超えていましたが、その後は減少し、令和元年は約2万人でした。
【ポイント】
自殺の危険因子には、うつ病などの精神疾患、自殺未遂歴、喪失体験、社会的な孤立などがあります。
うつ病は「回復期こそ注意が必要」と覚え、注意深く観察しましょう。