正答3
解説
正解は3です。
グリセリン浣腸を安全に行うための体位・液温・注入方法を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 左側臥位がよいのは正しい記述です。
直腸からS状結腸、下行結腸の走行に沿って、浣腸液が自然に流れ込みやすいためです。
2:× カテーテル挿入時に口呼吸を指導するのは正しい記述です。
口で呼吸すると腹圧が下がり、肛門括約筋がゆるんでカテーテルが入りやすくなります。
3:○ 浣腸液を45〜47℃にするのは誤りです。
浣腸液は40〜41℃程度にします。
43℃以上では直腸粘膜の熱傷を起こすおそれがあります。
4:× グリセリン液をゆっくり注入するのは正しい記述です。
急に注入すると腸が強く刺激され、腹痛や液が保てなくなる原因になります。
【ポイント】
浣腸液の温度は直腸温よりやや高い40〜41℃程度とし、温度計で確認します。
立位での浣腸は直腸穿孔の危険があるため行わず、左側臥位で実施します。