正答3
解説
正解は3です。
日本看護協会の「看護者の倫理綱領」(2003年)の内容を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
倫理綱領は、看護者が行動するときの指針として15の条文で示されています。
【選択肢別解説】
1:× 倫理綱領は、対象となる人々に平等に看護を提供することを定めています。
国籍、年齢、性別、社会的地位、健康問題の性質などにかかわらず平等に看護します。
記述は正しい内容です。
2:× 対象となる人々と信頼関係を築き、それに基づいて看護を提供することが定められています。
記述は正しい内容です。
3:○ 倫理綱領は、情報の共有を一律に禁じてはいません。
守秘義務を守り個人情報の保護に努めることが定められています。
そのうえで、他者と情報を共有する場合は適切な判断のもとに行うとされています。
チーム医療では、ケアに必要な情報を関係者で共有することが欠かせません。
4:× 看護者は、自己の責任と能力を的確に認識します。
そのうえで、実施した看護について個人としての責任をもつことが定められています。
記述は正しい内容です。
【ポイント】
守秘義務は「共有しない」ではなく「適切な判断のもとで共有する」と押さえます。
なお、倫理綱領は2021年に「看護職の倫理綱領」として改訂されています。