正答2
解説
正解は2です。
肝臓の代表的な働きである物質の合成を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 肝臓で産生されます。
アルブミンは肝臓で合成される血漿タンパクで、膠質浸透圧の維持に働きます。
2:○ 肝臓の産生物として誤りです。
成人のエリスロポエチンは主に腎臓で産生され、骨髄に働いて赤血球の産生を促します。
3:× 肝臓で産生されます。
肝臓は有毒なアンモニアを尿素回路で尿素に変え、尿素は腎臓から排泄されます。
4:× 肝臓で産生されます。
フィブリノゲンは肝臓で合成される凝固因子で、フィブリンとなって血液を固めます。
【ポイント】
肝硬変ではアルブミンや凝固因子の合成が低下し、浮腫・腹水や出血傾向が起こります。
腎不全で貧血が起こるのは、エリスロポエチンの産生が減るためです(腎性貧血)。