正答3
解説
正解は3です。
胸腔ドレナージ(胸腔内持続吸引)の管理と合併症を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
吸引びん(排液バッグ)は挿入部より低い位置に置きます。
高くすると排液が胸腔内に逆流するおそれがあります。
2:× 正しい記述です。
吸引圧は医師の指示どおりに設定し、水封部の気泡や呼吸性移動の有無などで作動状況を確認します。
3:○ 鉗子の本数が誤りです。
吸引びんを交換するときは、チューブ用鉗子2本で二重にクランプします。
1本では外れたり不十分だったりして、空気が胸腔内に入り気胸をおこすおそれがあります。
4:× 正しい記述です。
虚脱していた肺が急に再膨張すると、血管透過性が高まって再膨張性肺水腫をおこすことがあります。
そのため一度に大量に排液しないようにします。
【ポイント】
胸腔内は陰圧に保たれているため、管理の要点は「空気を入れない、排液を逆流させない」です。
クランプは交換時など必要な場面に限り、長時間行わないようにします。