正答4
解説
正解は4です。
浣腸の種類と、安全に実施するための温度・体位・挿入の深さを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× これは催下浣腸(グリセリン浣腸など)の説明です。
駆風浣腸は、腸内にたまったガスを排出させることを目的とした浣腸です。
2:× 血圧は低下ではなく上昇します。
体温より低い浣腸液を注入すると、寒冷刺激で末梢血管が収縮し、血圧が上昇します。
浣腸液は40℃前後に温めます。
3:× 体位が誤りです。
浣腸は左側臥位で行います。
直腸からS状結腸、下行結腸の走行に沿って薬液が流れやすくなるためです。
4:○ 正しい記述です。
カテーテルを深く挿入しすぎると、直腸の粘膜を傷つけたり穿孔をおこしたりすることがあります。
成人では挿入の長さを5cm程度にとどめます。
【ポイント】
グリセリン浣腸は左側臥位で行います。
立位での浣腸は、カテーテルの先端が直腸前壁に当たり穿孔の危険があるため避けます。