正答1
解説
正解は1です。
妊娠による子宮・腟・乳房の変化と、妊娠の徴候の名称を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 妊娠すると骨盤内の血流が増え、腟壁や子宮腟部が暗紫色に変わります。
これをリビド着色といいます。
2:× 子宮頸部の軟化は、子宮体部より早く始まるわけではありません。
妊娠初期には子宮体部、とくに子宮峡部が先に軟らかくなり、頸部の軟化はそれより遅れて進みます。
3:× Piskacek徴候は妊娠5か月ではなく、妊娠初期(おおむね妊娠8週ごろ)にみられます。
4:× Montgomery腺は第2次乳輪ではなく、第1次乳輪にある皮脂腺が妊娠で大きくなったものです。
第2次乳輪は、第1次乳輪の周囲に新たに現れる色素沈着の部分です。
5:× 子宮の着床部位が膨らんで触れるのは、Hegar第1徴候ではなく、Piskacek徴候です。
Hegar第1徴候は、内診で子宮峡部が著しく軟らかく触れる所見です。
【ポイント】
妊娠初期の徴候として、Hegar徴候(子宮峡部の軟化)とPiskacek徴候(着床部位の膨隆による子宮の非対称)を区別します。