A ちゃん(生後 11 か月、男児)は居間でひとり遊びをしている。
居間の環境(別冊No. 1)を別に示す。
このとき最も事故が起こると考えられるのはどれか。
正答2
解説
正解は2です。
生後11か月の児は、はいはい・つかまり立ち・伝い歩きで移動でき、行動範囲が急に広がる時期です。
図には、①高い位置の窓、②扉の開いた浴室(浴槽に湯が張られ、床にシャンプーなどのボトルがある)、③おもちゃの車を持って座る児、④ベビーゲートで囲まれた中にあるストーブが描かれています。
【選択肢別解説】
1:× ①は児の手の届かない高い位置にある窓です。
踏み台になるものも近くになく、11か月児がここから事故を起こす可能性は低いと考えられます。
2:○ ②は扉が開いた浴室で、浴槽に湯が残っています。
11か月児ははいはいで浴室に入り、浴槽につかまって中をのぞき込んで転落し、溺水する危険があります。
3:× ③は児が手に持っているおもちゃの車です。
口に入らない大きさで、誤飲・窒息の危険は低いと考えられます。
4:× ④のストーブはベビーゲートで囲まれており、児が直接触れられないように対策されています。
【ポイント】
乳児の溺水は、浴槽にわずかな水が残っているだけでも起こります。
浴室の扉を閉めて鍵をかけ、入浴後は浴槽の水を抜くよう保護者に伝えます。