正答3
解説
正解は3です。
思春期の女子に月経の正常と異常をどう説明するかを問う問題です。
初経の時期、月経周期の正常範囲、月経困難症の原因を正しく理解しておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 15歳を過ぎても初経がない場合を遅発月経、18歳になっても初経がない場合を原発性無月経といいます。
18歳まで正常とするのは誤りで、15歳を過ぎたら受診を勧めます。
2:× 運動選手の無月経は、エネルギー不足による視床下部性無月経です。
利用可能エネルギー不足・無月経・骨粗鬆症は女性アスリートの三主徴とされ、治療が必要な状態です。
3:○ 正常な月経周期は25〜38日です。
33日周期でも規則的に来ていれば正常範囲です。
4:× 月経痛には鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬など)を使ってよく、痛みが強くなる前に早めに飲むと効果的です。
我慢して日常生活に支障が出るほうが問題です。
5:× 10歳代の月経困難症の多くは、器質的な病気のない機能性月経困難症です。
プロスタグランジンの過剰産生による子宮収縮が主な原因です。
【ポイント】
正常な月経は、周期25〜38日、持続3〜7日、経血量20〜140mLです。
思春期の無月経や強い月経痛は、我慢させずに婦人科受診につなげます。