正答2
解説
正解は2です。
図は1950年から2018年ころまでの母子保健統計の年次推移で、縦軸は出産千対または出生千対の率を示しています。
各線の形の特徴から、どの指標かを読み取ります。
【図の読み取り】
Aの実線は1950年に約43から上昇して1955年ころに約51のピークとなり、その後減少します。
1966年に一時的な急上昇があり、1975年ころに約17まで下がった後、1985〜1990年ころに約24まで再び上昇しています。
その後は緩やかに減少して約11になり、1985年ころ以降は点線より高い値で推移しています。
【選択肢別解説】
1:× 自然死産率は図の点線です。
1960年前後に約54のピークがあり、その後は一貫して減少し、1985年ころ以降はAの線より低くなっています。
2:○ 人工死産率は、1970年代後半に一度下がった後に再び上昇し、1985年ころに自然死産率を上回った経緯があります。
この特徴がAの実線と一致するため、Aは人工死産率です。
3:× 乳児死亡率は図の破線です。
1950年に約60と最も高く、その後急速に低下して現在は約2まで下がっています。
4:× 新生児死亡率は図の灰色の線です。
1950年に約27で、乳児死亡率より常に低い値で推移し、現在は約1まで下がっています。
【ポイント】
死産率は1985年を境に人工死産率が自然死産率を上回っています。
乳児死亡率と新生児死亡率は戦後一貫して大きく低下し、日本は世界でも最も低い水準です。