正答4
解説
正解は4です。
保健師は体操教室で参加者同士が交流する時間をつくり、その交流によって参加者の運動意欲が高まっています。
集団の中でメンバーが互いに影響し合い、個人の考えや行動が変化していく働きを活用した支援です。
【選択肢別解説】
1:× コンコーダンスは、患者と医療者が対等な立場で話し合い、治療方針に合意することです。
参加者同士の交流による意欲の向上を説明する概念ではありません。
2:× コンプライアンスは、患者が医療者の指示に従うことです。
参加者が互いに影響し合う関係を表すものではありません。
3:× パートナーシップは、対等な立場で協力し合う関係のことです。
保健師と住民や関係機関との協働を表す概念であり、集団内の相互作用の効果を説明するものではありません。
4:○ グループダイナミクス(集団力学)が、この支援の基盤となる概念です。
集団の中でメンバーが互いに刺激し合い、励まし合うことで、個人の意欲や行動が変わることを説明します。
5:× コミュニティオーガニゼーションは、住民が組織をつくり、地域の課題を主体的に解決していく過程のことです。
体操教室内の交流による意欲の向上を説明する概念ではありません。
【ポイント】
健康教育では、参加者同士の交流や仲間の存在がもたらす効果(グループダイナミクス)を意図的に活用します。