正答3
解説
正解は3です。
公衆衛生の定義として、ウィンスローの「公衆衛生とは、地域社会の組織的な努力を通じて、疾病を予防し、寿命を延長し、健康と能率の増進を図る科学であり技術である」がよく知られています。
【選択肢別解説】
1:× 公衆衛生は経済効率を優先するのではなく、住民全体の健康の保持増進を目的とします。
費用対効果は考慮しますが、最優先ではありません。
2:× 公衆衛生の根拠は健康増進法ではなく、日本国憲法第25条です。
憲法第25条第2項で、国は公衆衛生の向上と増進に努めなければならないと定めています。
3:○ ウィンスローの定義のとおり、公衆衛生は地域社会の組織的な努力を通じて行われます。
行政、住民、関係機関が協働して取り組むことが特徴です。
4:× 個人のセルフケア能力の開発は大切な要素ですが、施策の主軸ではありません。
公衆衛生は、環境の整備や社会的な仕組みづくりを通じて集団全体の健康を守ります。
【ポイント】
ウィンスローの定義のキーワードは「組織的な努力」「疾病予防」「寿命の延長」「健康と能率の増進」です。
公衆衛生の法的根拠が憲法第25条であることも頻出です。