保健師は統合失調症で 1 年入院していた成人期の A さんへの退院支援を行った。
A さんは地域でつながりを持ちながら生活することを望んでいる。
退院直後の A さんへの保健師の対応で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
長期入院後に退院した統合失調症の人が、地域でつながりをもって暮らすための支援を問う問題です。
退院直後は、生活の安定と安心できる居場所づくりが優先されます。
【選択肢別解説】
1:× 就労定着支援は、一般就労した人が職場に定着できるよう支援するサービスです。
就労していない退院直後のAさんには該当しません。
2:× 本人の同意なく近隣住民に見守りを依頼すると、プライバシーが守られません。
偏見や孤立を招くおそれもあり、退院直後の対応として適切ではありません。
3:○ 地域活動支援センターは、創作活動や交流の機会を提供する場です。
障害者総合支援法の地域生活支援事業であり、「地域でつながりを持ちたい」という希望に合います。
4:× ピアサポーターは、自らの経験を生かして同じ立場の人を支える役割です。
退院直後で生活が安定していない時期に勧めるのは早すぎます。
【ポイント】
退院直後は、通院の継続、日中の居場所、相談先の確保が優先されます。
就労支援は生活が安定してから段階的に検討します。