正答4
解説
正解は4です。
この問題は、賃貸住宅の維持保全で重視される「予防保全」の考え方を問うています。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
法定耐用年数は税務上の減価償却のための年数であり、実際の寿命とは一致しません。
機器の交換は、劣化状況と収支状況をみて判断することが求められます。
2:× 正しい記述です。
事故や故障が起きる前に適切な処置を施す予防保全が必要とされています。
入居者の安全と満足度を保ち、空室を防ぐことにつながるからです。
3:× 正しい記述です。
復旧を急いで十分な検証をせずに部分補修を重ねると、設備全体の劣化状況がつかみにくくなります。
その結果、計画的な修繕周期の把握が難しくなります。
4:○ 経済的にみても、事後保全が望ましいとはいえません。
故障後の修繕は、緊急対応で費用が割高になり、被害が他の部位に広がることもあります。
入居者の不満や退去による収入減も生じるため、計画的な予防保全が望ましいとされています。
【ポイント】
賃貸住宅の維持保全は「事後保全から予防保全へ」が基本です。
予防保全を計画的に行うための土台が、長期修繕計画です。