正答1
解説
正解は1です。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
屋根・外壁の劣化の種類と点検のポイントが問われています。
【選択肢別解説】
1:○ コンクリート打ち放しは表面を仕上げ材で覆っていないため、コンクリート自体の劣化を点検する必要があります。
塩害は、塩化物によって内部の鉄筋が腐食する現象です。
中性化は、二酸化炭素の作用でコンクリートのアルカリ性が失われ、鉄筋が錆びやすくなる現象です。
凍害は、内部の水分の凍結と融解の繰り返しで、ひび割れなどが生じる現象です。
「点検する必要はない」とする点が不適切です。
2:× カラーベストなどの傾斜屋根は、表面の塗膜が劣化すると色あせ・錆・表面温度の上昇が起こります。
それが屋根材の割れや漏水につながることがあるので、記述は適切です。
3:× 陸屋根(平らな屋根)では、落ち葉やごみが樋やルーフドレインをふさぐと、雨水がたまります。
防水層を傷めて漏水の原因となるので、記述は適切です。
4:× 外壁タイルやモルタル塗りは、下地との付着力が低下すると浮きが生じます。
浮きが進むと剥落事故につながるので、記述は適切です。
【ポイント】
コンクリートの代表的な劣化は、塩害・中性化・凍害・アルカリ骨材反応です。
外壁タイルの浮きは、打診(たたいて音を聞く検査)で調べるのが一般的です。