正答2
解説
正解は2です。
債務引受や転貸において、誰の承諾が必要か、いつ効力が生じるかを問う問題です。
債務引受は、契約の当事者が誰かによって効力発生の要件が異なります。
【選択肢別解説】
1:× 免責的債務引受を債務者と引受人との契約でする場合、債権者が引受人に承諾をすることが必要です(民法472条3項)。
債権者の承諾が不要とする点が誤りです。
2:○ 併存的債務引受を債務者と引受人との契約でした場合、債権者が引受人に承諾をした時に効力が生じます(民法470条3項)。
債権者が新たな債務者に対する権利を取得するため、債権者の意思を尊重する趣旨です。
3:× 併存的債務引受は、債権者と引受人との契約によってすることができます(民法470条2項)。
この場合、債務者の承諾は不要で、契約の時点で効力が生じます。
4:× 賃借人は、賃貸人の承諾を得なければ、賃借物を転貸することができません(民法612条1項)。
承諾が不要とする点が誤りです。
【ポイント】
併存的債務引受は債務者に不利益がないため、債権者と引受人の契約だけで成立します。
債務者と引受人の契約で行う場合は、免責的・併存的のいずれも債権者の承諾が必要です。