正答4
解説
正解は4です。
土地の地形と災害の危険性に関する基礎知識を問う問題です。
この問題は最も不適当なものを選ぶので、○ が答え(不適当な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適当な記述です。
地すべりによってできた地形は一見なだらかで水はけもよく、住宅地に向いているように見えます。
しかし、地すべりの再発のおそれがあり、末端の急斜面部などは斜面崩壊の危険度が高い場所です。
2:× 適当な記述です。
台地上の浅い谷は、豪雨時に周囲から水が集まり一時的に浸水することがあります。
現地では谷地形に気付きにくいので、住宅地としては注意が必要です。
3:× 適当な記述です。
大都市の大部分が立地する低地は、数千年の間に形成された新しい地盤で、かつての湿地や旧河道を多く含みます。
そのため、地盤が軟弱で地震に弱く、洪水・高潮・津波などの危険度も高い地域です。
4:○ 不適当な記述です。
低地の中では、扇状地の中の微高地、自然堤防、廃川敷となった旧天井川などは周囲より高く、比較的危険度が低い所です。
反対に、沿岸部の標高の低いデルタ地域や旧河道は、浸水や液状化の危険度が高い所です。
本肢は危険度の高低が逆になっています。
【ポイント】
低地でも「周囲より高い所(自然堤防・微高地)」は比較的安全、「低い所・水の通り道(旧河道・後背湿地・デルタ)」は危険と覚えましょう。
台地・段丘は一般に安全ですが、台地上の浅い谷や縁辺部の崖には注意が必要です。