正答3
解説
正解は3です。
有痕灸の一種である焦灼灸の特徴を問う問題です。
焦灼灸は、艾炷を皮膚の上で完全に燃やし、その熱で病変組織を焼いて破壊する直接灸です。
ウオノメ(鶏眼)やイボ(疣贅)など、角化した組織に用います。
【選択肢別解説】
1:× 隔物灸は、皮膚と艾の間に生姜や味噌などを置いて施灸する間接灸です。
焦灼灸は艾炷を直接皮膚上で燃やす直接灸で、隔物灸ではありません。
2:× 艾炷を燃焼の途中で取り去るのは、熱さを感じたら除去する知熱灸などの無痕灸です。
焦灼灸は燃え尽きるまで燃やして組織を焼灼します。
3:○ 焦灼灸は、ウオノメやイボの上で艾炷を燃やし、病変組織を焼いて取り除く方法です。
正しい記述です。
4:× 温熱効果と薬理効果の両方を期待するのは、生姜やニンニクなどを介する隔物灸です。
焦灼灸は組織の破壊を目的とし、薬理効果は期待しません。
【ポイント】
有痕灸は透熱灸・焦灼灸・打膿灸、無痕灸は知熱灸・隔物灸・温灸などと分類します。