正答2
解説
正解は2です。
浮腫(水腫)の陽水と陰水の違いを問う問題です。
風熱の邪が肺を犯すと、肺の宣発・粛降と水道を通調する働きが失われます。
すると水が皮膚にあふれて浮腫になります(風水)。
これは陽水に分類され、急に発症し、眼瞼や顔面から始まって全身に広がるのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 風熱犯肺による浮腫は外邪によるもので、急に発症します。
緩やかに発症するのは、脾や腎の陽気不足による陰水の特徴です。
2:○ 肺は上焦にあり、風邪は体の上部を侵しやすいため、浮腫は眼瞼や顔面から始まります。
正しい記述です。
3:× 風熱犯肺による浮腫は、実証の陽水に分類されます。
陰水は脾腎の陽虚による虚証の浮腫で、下肢から始まることが多いです。
4:× 陽水の浮腫は皮膚に張りがあり、押した跡が比較的早く戻ります。
圧痕の回復が遅いのは陰水の特徴です。
【ポイント】
陽水は「急性・顔から・実証・圧痕が早く戻る」、陰水は「慢性・下肢から・虚証・圧痕が戻りにくい」と対比して覚えます。