正答1
解説
正解は1です。
二分脊椎は、胎生期に神経管がうまく閉じないために起こる先天的な脊椎・脊髄の病気です。
腰仙部に多く、下肢の麻痺や膀胱直腸障害を起こします。
【選択肢別解説】
1:○ 二分脊椎は、胎児期の神経管閉鎖障害によって生じる先天性の脊髄疾患です。
妊娠前からの葉酸摂取で発症リスクを減らせることが知られています。
2:× 水頭症を合併することはあります。
脊髄髄膜瘤ではキアリ奇形を伴い、多くの例で水頭症を合併します。
3:× 病変が高位になるほど、障害は軽度ではなく重度になります。
障害される脊髄の範囲が広がるためです。
4:× 皮膚病変を合併することはあります。
潜在性二分脊椎では、腰部の発毛・くぼみ・血管腫などがみられます。
感覚障害による褥瘡も起こりやすくなります。
【ポイント】
二分脊椎の主な合併症は、下肢麻痺・膀胱直腸障害・水頭症です。
神経管閉鎖障害の予防には、妊娠前からの葉酸摂取が推奨されています。