正答3
解説
正解は3です。
古代九鍼は霊枢に記された9種類の鍼で、形と用途がそれぞれ異なります。
皮膚を切開して膿を出すのに用いたのは、剣のような刃をもつ鍼です。
【選択肢別解説】
1:× 円鍼(員鍼)は皮膚を切開しません。
先端が卵形で丸く、分肉の間をこすって気を巡らせるのに用いました。
2:× 員利鍼は皮膚を切開しません。
先端がやや太く鋭い鍼で、急性の痺症や腫れものに刺入して用いました。
3:○ 鈹鍼は皮膚を切開する鍼です。
剣の刃のような形をしており、癰(化膿したできもの)を切開して膿を出すのに用いました。
4:× 鍉鍼は皮膚を切開しません。
先端が粟粒のように丸く、刺入せずに経脈を按圧して気を導くのに用いました。
【ポイント】
九鍼は「鑱鍼・員鍼・鍉鍼・鋒鍼・鈹鍼・員利鍼・毫鍼・長鍼・大鍼」です。
瀉血には鋒鍼(三稜鍼の原型)、切開排膿には鈹鍼を用いました。
現代の鍼の原型は毫鍼です。