正答1
解説
正解は1です。
基本17手技は、日本の鍼術で用いられる刺鍼中の操作法をまとめたものです。
刺入する手技と、刺入せずに皮膚へ刺激を与える手技があります。
【選択肢別解説】
1:○ 屋漏術は刺入深度が最も深くなります。
目的の深さを3等分し、1段ずつ刺入して各層で雀啄などの操作を加えます。
段階的に深部まで刺入するため、選択肢の中で最も深くなります。
2:× 管散術は鍼を刺入しない手技です。
鍼管だけを皮膚に当て、管の上端を指で叩いて刺激を与えます。
3:× 細指術は深く刺入する手技ではありません。
鍼管に鍼を入れた状態で鍼柄を小刻みに叩き、弾入(切皮)だけを何度も繰り返す手技です。
鍼は皮膚のごく浅い層にとどまります。
4:× 鍼尖転移法は鍼を刺入しない手技です。
鍼尖を皮膚に当てたまま押手とともに皮膚上を移動させ、刺激を与えます。
【ポイント】
刺入しない手技として、管散術・鍼尖転移法などが挙げられます。
屋漏術は「屋根から雨漏りがしみ込むように段階的に深める」と覚えます。