正答1
解説
正解は1です。
交感神経が働いたときに各器官で起こる反応を、副交感神経の反応と区別する問題です。
施灸の刺激は、体性-自律神経反射を介して交感神経の活動を変化させます。
【選択肢別解説】
1:○ 交感神経の活動が高まると、心拍数と心収縮力が増え、末梢の血管が収縮します。
その結果、血圧が上昇します。
2:× 皮膚の血管は、交感神経のα受容体を介して収縮します。
皮膚血管の拡張は、交感神経の活動が低下したときに起こる反応です。
3:× 瞳孔括約筋は副交感神経(動眼神経)に支配され、収縮すると縮瞳が起こります。
交感神経は瞳孔散大筋を収縮させて散瞳を起こします。
4:× 気管支平滑筋の収縮は、副交感神経(迷走神経)による反応です。
交感神経はβ2受容体を介して気管支平滑筋を弛緩させ、気管支を広げます。
【ポイント】
交感神経は「闘争か逃走か」の反応で、血圧上昇、散瞳、気管支拡張、皮膚血管収縮、消化管運動の抑制を起こします。
副交感神経は、その反対の休息時の反応を起こします。